農園の一年

観光農園こばやしの一年の作業です。

ここではほとんどがリンゴの紹介ですが、徐々に更新していき他の果物の作業や、写真も追加する予定です。

4月

リンゴの花が咲きはじめる時期です。

果実を実らせるために人工授粉という作業を行います。

開花した花のめしべに花粉をつけてあげることで、人工的に受粉させる作業です。

しっかり花粉がついて受粉しないと、果実の肌がガサガサになるサビや、変形果の原因になってしまいます。







5月

リンゴの実が大きくなってきます(直径約1センチ)。

果樹農家にとって一番大変な摘果作業が始まります。

じつは、リンゴの木には1本あたり何千という数の実が着きます。

右の写真のような小さい果実が何千とある中から、なるべく良い果実を選び悪い果実は切り落とします。

最終的にはリンゴの木1本あたり500果程度しか残しません。

この地道な作業をすべて手作業で行うのでとにかく時間と根気が必要で大変な作業なのです。

 

6月(前の作業が終わり次第)

摘果が終わり次第袋かけ作業が始まります。

この袋は薄い紙でできており、病気や傷、虫害といった果実への悪影響を減らすことができます。

この作業も、摘果で残った500果ひとつひとつに手作業で袋をかけていく作業なので、摘果ほどではありませんが大変な作業です。

現代の農家で袋かけ作業はほとんど行われていないのですが、観光農園こばやしはより良い果実を作るために時間をかけてこの作業を行っています。

袋かけに使用する袋は特別な袋を使用しているため、傷は少なく、それでいて太陽の光をたくさんあびた高品質な果物に仕上げることができます。

 

7月

この時期はいろいろな作業をします。

メインは草管理作業ですが、そのほかにもリンゴでは大きくなっていく果実を支えるための「支柱たて」作業があります。

この支柱たて作業を放置するとリンゴの枝が果物を支えきれなくなり、枝が折れたり割けたりしてしまします。

枝が折れると、せっかく育ったリンゴが無駄になってしまうので支柱たても大切な作業です。

8月~年末

収穫が始まります。モモ、ブドウ、クルミとどんどん収穫できるようになっていきます。

果物ではありませんが巨大かぼちゃも収穫します。

 

モモの収穫はだいたいお盆前からはじまります。写真に写っているモモは「大玉あかつき」です。

 

 

 

 

 

 

 

クルミの樹は高さ10メートルほどのものもあるので、収穫は長い棒を使って実を叩き落すように行います。

クルミは種の部分を食べるので、外側の果肉は必要ありません。

落としたクルミを集め、果肉はすべて剥いて捨てます。

果肉を剥いたクルミをよく洗い、よく乾かすことでようやく商品として出すことができます。

 

 

 

右の写真は黒いブドウが「巨峰」、赤いブドウが「安芸クイーン」手前のリンゴが「ふじ」です。
台に使っているのはカボチャ!?

 

 

 

 

 

 

カボチャの収穫の様子です。(この写真のカボチャは小さいほうです。)

カボチャの重さは大きいものは20キロ近くはあると思います。もてないほどの重さではないですが、持つ場所がないため持ち上げるには下に布を敷いて持ち上げるなど工夫が必要になります。

一応店舗にて販売もしておりますがお持ち帰りの際はかなりのスペースと、車から降ろす際に力が必要になります。

 

 

 

 

1月~

収穫が終わると雪の積もった畑で「剪定」作業がはじまります。

剪定は果樹にとってとても重要な作業です。

ここでは長くなってしまって説明ができないので簡単に説明をします。

剪定作業では一年間に伸びた枝の整理を行います。剪定によって邪魔な枝を切除することで、日光が果実に届きやすくなり、作業がしやすい樹の形にすることができます。これにより次に実る果物品質を向上させることにつながります。