おいしさのヒミツ

観光農園こばやしの果物はとにかく味がウリです。収穫できるもののうち、リンゴにいたってはよく蜜が入り、リンゴの表面まで蜜がたっぷりと入るものもあります。

おいしさの度合いを表す糖度を図ったところ、観光農園こばやしのリンゴのふじは糖度22%以上あることが分かりました。

一般的にふじの糖度は15~16%なので、糖分がたっぷりと含まれていることが分かります。

観光農園こばやしのおいしい果物ができるヒミツがあります。

果物がおいしくなる!信州の気候

観光農園こばやしの畑のある長野県東御市は、年間降水量の少なさが全国でトップクラス、昼夜の寒暖の差が大きい、という特徴があります。それぞれが果物の生育にどのような影響を及ぼすのか説明します。

年間降水量の少なさがトップクラス

長野県は降水量が全国で一番少ない県であり、長野県の中でも東御市は特に雨が少ない地域です。

雨の少ない地域は土壌の養分が水に流されてしまうことが少なく、果物に養分を送りやすくなります。

さらに、降水量が少ないということは、日光を多く浴びているということにも裏付けできます。日光は果物が育つのに必要な養分の一つなので、おいしい果物ができる理由の一つだとも考えられます。

雨が少なすぎるのも果樹に悪い影響を及ぼすので、観光農園こばやしの圃場では灌水設備を使用し、必要な時に灌水を行うことで果物の生育にちょうどいい環境を作っています。

昼夜の寒暖の差が大きい

果実は昼の暖かい時間に光合成を行い、糖分を作り出すというメカニズムがあります。そして夜になり気温が下がることで、昼の間に作った糖分を果実の中に閉じ込めているのです。

この繰り返しによって甘く、高糖度の果物が出来上がります。

栽培歴60年の園主による栽培

園主は昭和8年に生まれ、現在も現役で果物を作っています。当時は戦争の食糧増産の影響で果物は栽培しにくい中、果物を栽培していました。

二十歳ごろに自分の畑を持ち、それからは農業一筋です。

そんな園主によるこだわりの栽培法と経験により、高品質な果物ができます。

量より質を重視した栽培

観光農園こばやしでは果物の大きさとおいしさをよくするため、樹にならせる果物の数を少なくしています。

果実は、葉っぱが光合成することにより作り出される養分をもらって成長しています。

樹にならせる果実の数を少なくすることによって、果実ひとつひとつの養分の量を増やしているのです。

たくさんの養分をもらって成長した果物は大きく、おいしい果実に成長します。